runaround’s diary

なんとなく、つれづれ

自分を立てなおす対話 を読んでみたよ

帯状疱疹がようやく治ってきて、本も読めるようになってきました。
というわけで今回の話題はこちら。

books.rakuten.co.jp


一応リンクを貼っているのですが在庫なしで購入は出来ません。
密林さんだと中古で買えそうですがかなり高いと思います。
メル●リとかラクマとかだと入手出来そうです(ちょっとだけ高いかな?)。
私もラクマで入手しました。多分プラス1000円ぐらいでした。


この本を知ったきっかけはRSGT2019のワークショップでした。

confengine.com

智慧の車座」と「問題をほぐす対話」というキーワードや、
ターゲットが「会社で理不尽な思いをしている人 / こじらせている人」とかになっててw


はいはーい!こじらせてまーす!!
マイティー・ソーに出てくるロキぐらい、こじらせてまーす!
(マーベル知らない方はスキップしてください。)


文体が優しくて事例も沢山載っているのですごくわかりやすいです・・・。
が。

本当にこじらせ中や心が弱っている時に読むと、結構キます。
胸にチクチクと。
なので、ちょっと谷底から上昇し始めた頃に読むと良いかと思います。
底にいると色々と思い当たり過ぎて読むスピードが上がらなかったりします(私がそうでした)。


この本で得られることは、

  • 問題を解決するのではなくほぐすというのはどういうことか
  • 対話とはどう進めると良いのか
  • 智慧の車座による対話の方法(手順やコツ)

です。

事例もかなり具体的なので「あるある」ってある意味共感しながら、
またはこういう人いるよねーって身近な人を思い浮かべながら読み進められます。


最後に書かれている「絶対感覚 × 共通感覚」の章は本当に読んでよかった。
問題をほぐして自分を立てなおす経験を積み重ねた人は「絶対の感覚」が生まれてきて、
自分なりの判断軸や価値軸が作られる。絶対音感みたいな感じ。
周りに振り回されず自己受容出来るので自分に苛立つことも少ないし、周りに当たり散らすこともない。

なんだかジェダイマスターみたいだな。(違うか)



モヤモヤしてこじらせている気分の時こそ、自分に素直に「じゃ、本当はどうしたいと思っているの?」って問えるようになりたいなぁ。