世界のエリートは大事にしないが、普通の人にはそこそこ役立つビジネス書 を読んでみたよ
以前勉強会で話されていて手に入れていた本。
どなただったか・・・忘れちゃった・・・。
デイリーポータルZ編集長さんが書かれた本なのですね。
タイトル、目次を読むとユルい本なのかなーって思うんですが・・・。
いや、ユルいけれど共感できる部分が多くて面白かった。
いかに頑張らずに楽しく仕事するか、が書かれている本。
例えば「かっこいいビジネス用語」集。
小学生並みの表現をかっこよくする。
- 頑張ります → PDCAを回す
- 気が変わった → ピボット
- だめ → 伸びしろがある
- やってみないとわかりません → アジャイル、リーンスタートアップ
- 忘れてました → 可及的速やかに着手します
あと、「大抵の辛いことは引いて見るとおもしろいのだ。」とか。
俯瞰した視点を持つって感じかな。
また「アイデアを考える時の最大の要素は『機嫌よくいる』だと思う。」とか。
怒られたり怖いこと言われて挑発されても、まずは「ええー!」と驚いて機嫌を維持するとかw
しゃぶしゃぶ温野菜の話も出てくるんですけど(好きだーこの店)。
メニューに「野菜がたくさん食べられると自分に言い訳ができる店」って書いてあったとか。
客の言い訳まで先に考えてくれているのか、とw
うちのオカンもしゃぶしゃぶ食べる時、よく言ってるなぁこのセリフ😅
楽しい話にちょくちょく真面目なことが書いてあるんですよ。
意地でも楽しそうに見られる、得するからって。
会議やSNSで批判的なことばっかり言ってると、脳内に意地悪な人格が形成されてしまって、自分がものを作るときにそいつが顔を出す、と。
人のものはなんでもおもしろがって、ぬるま湯な雰囲気を作り、自分もそのぬるま湯に浸かる、と。
なるほど人を批判することで自分へのハードルを上げちゃって損しないように、ってことかな。
他にも沢山共感できることが書いてあります。
5年前ぐらいの本だけど、ちょっと前感は全然ない。
またちょくちょく読み返してみたいな、プレゼンの技とかw