runaround’s diary

なんとなく、つれづれ

マンガでわかる外国人との働き方 を読んでみたよ

https://www.instagram.com/p/BvYAqsPp8xo/
読んだー。感想まとめよう。(まとまるかな…^_^;)#マンガでわかる外国人との働き方


発売間もない、話題の本です!

ロッシェル・カップさんはDevLove関西さんのサーバント・リーダーシップの勉強会でお話聞かせていただいたり、
リージョナル・スクラム・ギャザリング・トーキョー 2019でもセッションを聞かせていただきました。

ちょまどさんは超有名なエンジニアさん。よくTwitter界隈でお見かけする方ですね。
この本に出てくるエピソードのいくつかは彼女の実体験だとか。
ああー!やっぱりー!私もあるある!って経験ありましたよ。


感想の前に私のことをちょっと書いておきますね。

  • 公用語が英語の、日本のIT企業でサーバーサイドのエンジニアしています
  • 同僚の大半は海外のエンジニアと少数の日本のエンジニア、日本・海外 両方のパートナースタッフエンジニア
  • 上司は日本人です
  • 元々はパートナースタッフエンジニアとして同社に勤務していて、当時は大半が日本人でした
  • ここ1〜2年で急激に海外エンジニアが増えました
  • 所属していたチームにも海外エンジニアが来ました(日本語話せない人)
  • 英会話は以前から勉強していたけれど、なかなかTOEICのスコアは上がらない_:(´ཀ`」 ∠):
  • 以前は伝統的な開発現場で日本語のみでお仕事してました


で、この本を読んでみて共感したことを元に、私がいる環境で失敗したことや気になったことなどをざっくり書いてみようかなと。
あ、差し障りのない程度にって思ったんだけど長文になっちゃった・・・。

自己紹介でポジティブに自分を紹介する

最近所属部署を異動したのでちょうど自己紹介するチャンスがあったのですが・・・。
先にこれ読みたかったw
以前の所属は●●で4年ぐらい居たんだよーっていうのは言えてたかな。
ポジティブに話す方がいいよ、というのはプライベートで通っている英会話で教えてもらいました。
皮肉はイギリス人の先生から教えてもらったw

曖昧な表現を避ける、でも鋭くストレート、ではなく明確かつ丁寧に話す

すごいコンボw
本にあるように、断ったつもりなのにYesと取られてしまうというのは私も経験があって。
つまりNoは明確にしないといけないのだけど、ダイレクトに言っちゃうとモメる。
「うーん、そうしたいのはやまやまなんだけど、無理なんだよねー、今タスク溢れてて出来ないんだー、ごめんねー」みたいな。
私、これを言わないといけない状況になったことがあるんです。
つたない英語で頑張って言ったつもりだったんだけど、あとで、話が違う、とかややこしい事態になってしまったことが。

空気を読んで、ではなく言葉で説明する

以前会社でクロスカルチャー系の研修を受けたことがあるのです。
その時にハイコンテクスト vs ローコンテクストの話が出て、
気持ちよく働くにはローコンテクストの国の人に合わせて言葉で説明した方が良いね、って話になりました。
聞いてる側がイラっとして「そんなの知ってるよ」って言われちゃうこともあるけれど、
でも知ってるだろうで話を進めちゃって実は全然認識あってなかった、っていうのは辛いしなぁ。

日本人よりも繊細な感覚のお国柄の人もいる

日本人は割と繊細だと思っていました、以前は。
でももっと繊細で細やかな海外の方はいます。(断言)
国別で言及している文章も見かけるけれど一概には言えないかなぁと。
その人個人の性格にもよると思っています。
なので、どの国のどの役職のどんな年齢の方であっても、丁寧に対応する、というのは本当に大切だと思います。
もちろん日本人同士であってもね。

私は丁寧に言ってるつもりなんだけど、「人のモチベーションを下げる言い方をするな」ってものすごいフィードバックを受けたことがあります。
でもどの部分がそうかは未だにわからず。

分かってるフリをしない、勇気を出して聞く、ゆっくり話してとお願いする

これ、痛感。
部署異動して、毎日多拠点を繋いだテレビ会議に参加しているんですが、聞き取るのが難しくて必死です。
明確に「わかった!ありがとう!」って言えることもあるけれど、
わからないときは「えっ?えっ?ごめん、も一回言って!ごめん!」って言うこともあります。
お国によって英語の発音もそれぞれだから、頑張って耳を慣らしてる最中です。
ゆっくり話してもらってもわからない時もあって、画面シェアで図を示してもらったり、チャットで書いてもらったりすることも。

まずは結論を話す

これ、日本の会社でもやった方がいいよね、と思います。
時間がない忙しい上司には絶対これ。
ちなみに関西人はだらだらと話をされると「で、オチは?!」ってキレるでしょ?ってよく聞かれます。
そんなことないと思いますよー。私はキレるけど(冗談です)。

パラグラフ・ライティングの「主題」→「根拠」→「結論」の流れ、プレゼンでも最初に結論置くといいよって尊敬する大先輩も言ってた。

会議で積極的に発言する

色々偉そうに書いてきましたが・・・これ出来ていません・・・はい。
異動して間もなくて様子見している、英語で話すのがまだ勇気が要る、というのもありますが。
発言しない = 参加してない = 仕事してない
心に刻みました・・・。

ちなみにですが、発言しても全て否定・却下されるという会議に参加したことがあります。
発言しても微妙な空気が流れて、誰も反応しない、とか。
発言しやすい雰囲気作りも大切ですね。

シークル

もう!激しく!同意!
私も最初面食らいましたwww
前後の文脈から「あー!SQLのことねー!」ってなったけど。
技術的な用語ってどう発音するんだろう?ってもの多いですよね。

会議で日本語で話をしない、ノンジャパニーズを置いてけぼりにしない

あ・・・ちょくちょくこの場面に出くわしているかも・・・。
正直なところ、いいのかな・・・?よくないんじゃないかな・・・って思ってましたがやっぱり。
言葉がわからなくても表情や声のテンションで言い争ってるとかはわかっちゃうので、
(私も英語で悪口言われているのはわかりますし)
気をつけた方がいいですね。
もし日本語で話していたら英語で話を戻すとか、頑張ってみよう。

他の人の意見を重視してからはなく、自分の意見や考えを述べる

どうしても誰かに確認してから話す、という悪い癖がついてしまってるんです、私。
あんまり自信なく言うもんだから「自信を持って間違えて!」って言われたことがあるw
間違えててもいいから思ったことは表現しよう。
間違いを指摘されたら「あー!そうなんだ!ごめんごめん!ありがとう!指摘してくれて!」って言おう。

自己PRを遠慮しない

これも超苦手・・・。
周りにすごく仕事できる人が多くてPR内容も納得できることが多いので羨ましいです。
忙しい上司がずっと自分を見てくれているわけではないので自分から報告しないと、って思うことにします。

問題が起きた時の対応は国が違うとそれぞれである

日本の対応方法が全て正しいというわけではないけれど、
日本のサービスを担当している限りはトラブル対応方法は日本式がいいと思っています。
もちろん改善できる点はするという前提で。
本にも書かれている通り、なぜこの方式が良いのか、は明確に説明出来て全員で理解できるようにしたいですね。

世間話はまず自分のことを話す

これも英会話で学んだかなぁ。
よくドラマでもありますね。「人に名前を聞く時は、まず自分から名乗れ」みたいな。
自分のことをオープンにしたら、相手も心を開きやすいって。

リスク回避文化とリスク指向の文化

これ、アジャイルと非アジャイルかな?って思って読んでいました。
慎重で保守的 vs 失敗することを厭わない、やってみないとわからない
正反対の文化なので理解し合うのは大変だけれど、これもお互いが歩み寄って摩擦を減らすしかないのかなぁ。

プレゼン方法に関しての文化の違い

これまた激しく同意。
私が好きなタイプのプレゼンは海外の方のパターンです。
全ての情報が載っているものではない。

「日本企業ではプレゼンのスライドはその後独り歩きする」にウケました。
つまりプレゼンをその場で聞いていない人でもスライドを見ればわかるってことですよね。
私は聞いたその場で質問があれば聞いたり、他の参加者さんとプレゼンについて対話したりするのが好きですけどねぇ。

これが私が勉強会やイベント、カンファレンスに参加するモチベーションにもなっていると思います。

縦社会的な文化と平等意識の強い文化

これは初めて目にした情報でしたが、納得。
私がいる会社は日本にありますが、かなり特殊で他の日本企業とは様子がかなり違うのです。
だから「一般的に日本企業は・・・」と言われても、うちは当てはまらないことが多い。
縦社会的な部分もあるけれど、平等意識もある。ハイブリッド?

相手の祭日を意識する

前職でも中国の企業とお仕事していたことがあり、春節などの休日はスケジュールに組み込まれていました。
もちろん今の職場でも同じです。
日本にも年末年始、ゴールデンウィーク、お盆などありますし。
お互いのお国の事情は認識しておくとお互い仕事がスムーズになりますね。

自分の尺度で良し悪しを判断しない

心がけているのですが、まだまだだなー。
「あれ?なんでこの人はこう言ってるんだろう?こう動いているんだろう?」って気づいたら、
周りに聞いたり本人にそっと聞いたり、調べたりする。そして理解する。
または怒られる (T ^ T)
これの繰り返しなんですかね・・・。



結構今まで失敗してズタボロなんですけどw、あとがきを読んでいて、ものすごく勇気付けられました。

  • 失敗して絶望したり自分を責めて悲観的にならず、ポジティブにその失敗から学んで次に繋げることが大切
  • 誤解やミスがあっても寛容な態度で受け入れて、お互い笑い合って解決

来週からがんばろーっ