人生にゆとりを生み出す 知の整理術 を読んだよ
以前「しないことリスト」を読んで面白かったので、同じ筆者さんの本を読んでみたくなりました。
ということでこちら。
では、気になった部分をメモ書きしておきます。
はじめに
- 一生懸命、必死でがんばっているやつよりも、なんとなく楽しみながらやっているやつのほうが強い。・・・確かに。
- 「勉強への抵抗のなさ」を持っていることで人生は結構変わる。
- 普段から知識や情報に触れる習慣を持っている。
- 困ったときに自分でちょっと調べてみるという行動パターンを持っている。
- わからないときはどこでどういうふうに質問すれば答えが見つかるかを知っている。
- 血の汗を流すような努力を続けて成功するような「がんばりマゾヒスト」の性癖を持つ人を真似しても苦しくて潰れる。
- ある程度進んだら自分にご褒美をあげる。
- 人間の体は、自分に必要なものはおいしく楽しく感じるようにできている。→ほんとそう。興味を広げすぎ、とか言われたことあるけど面白いと思うんだからいいでしょ、別に。
序章 知の整理術 4大メソッド
第1章 情報を整理するインプットの技術
- 寝るときやぼーっと電車に乗ったりするときは、それまでに頭の中に覚えたいことや考えたいことをインプットしておいて、熟成させる。
- 常にいろいろなところにアンテナを張っておくことと、とりあえず受け入れる柔軟さを持っておくことが大事。
第2章 頭を整理するアウトプットの技術
- 物事は何でも「自分自身のため」「自分が好きだからやっている」という点がないと長く続かない。他人に役立つのはおすそ分け程度で。
- ぼんやりと考えていることを言語化して、指を動かしてキーボードで打ち込む行為をすることで、内容が脳に定着しやすくなる。
- 「自分には発表するだけの知識がないから」と遠慮せずに、無知な状態であってもどんどんブログに書いたほうがいい。
- とりあえずツイッターに文章を連投して、あとからまとめて長い文章にするやり方はなかなかいい方法。→これすでにやってる!!
- 「重いアウトプット」を作り上げる時のやり方は、「アイデア出し」→「構成を考える」→「実装する」。段階をちゃんと切り分ける。
- 作業を分割して、次の段階はまったく知らない人が見てもわかるようにしておくのを繰り返すことで、最終的なアウトプットもわかりやすく客観的なものになる。
- 「いいアイデアが思いつかない」場合、単にアイデアを出す量が足りないことがほとんど。
- 「ひとりブレスト」。中島らも氏がやってたらしい。テーマを決めて、そのテーマから思いつく単語やイメージをどんどん書いていくもの。
- 文章というのは、最初と最後がそれっぽい感じになっていれば、中間部分は適当に雑な内容を並べていても意外とバレないw
- 文章を書く時、とりあえずできあがったと思う時点から、まだ3回は改良する余地がある、と心がける。
- ブログやツイッターに書くときは50%くらいの完成度で適当に出す。ウェブはあとで書き直したり、消したりできるから。
- 誰も「無」から何かを作り出すことはできなくて、すべてのものはそれ以前の何かの影響の集合体である。
- 形をマネるのではなく、気持ちをマネる。
- 必要なときに「あのへんを調べれば細かいことはわかる」「こういうことはこの人が詳しい」ということだけ覚えていればそれでいい。
- 天才と呼ばれるような人は、大体アウトプットが大量で、中には駄作もたくさんある。
第3章 だるいを解消するモチベーションとスケジュールの技術
- どうしてもやる気が起きないときは「自分は本当にそれをやるべきなのか」ということを考えたほうがいいかもしれない。
- スケジュールを組むときは、途中でやる気がなくなってグダグダになるところも計算にいれておく。
- 自分のありのままのダメさを認められる心の強さがスケジュールを守るために一番大事なこと。
- ポモドーロ・テクニックで時間を区切る。
私は我慢強くないから、すぐに飽きちゃうのがダメなのかなー。
読んでいて本を書く、という作業には向いてなさそう、と思いましたw
推敲ってほんとに大変そう・・・。
勉強会に参加した後のブログを書くのが結構大変で。
参加しているときに「おお!」って感動したことを伝えたいのに、あとからだと何だかうまく表現できなくて。
で、それだったらツイッターで即座につぶやいておいて、あとでブログに貼ったらいいやん、と考えました。
その時の感動やひらめきを眺めながら、あとから自分の考えを付け加えたりできるし。
ツイッターも気軽ではあるんですが、書くの難しい、という人もいますよね。
考えていることを文章にする、というのは得手不得手があるんだろうなぁ、と。
かなり楽しめる本でした。
また、何度か読み返したいなー。