以前買っていたけど積ん読になってた本。
先日参加したDevLOVE Xでもお話に出たので、いい機会。
読んでストレングス・ファインダーのアセスメントを実際に受けてみました。
さっと答えるの、何気に難しいんですけどね・・・w
結果はこちら。体調悪くなる前に結果は出したので正確なはず。
ちょっと体調悪くて爆睡してたけど…ストレングス・ファインダーやってみた。かなり合ってる…気がします。
じゃぁ、これらは一体どんな内容なの?って言うのは本を読んでみたのでざっくりまとめます。
- 人の短所に焦点を当てるのではなく、長所を伸ばすことにエネルギーを注いだ方が、人は何倍もの成長を手にすることができる。
これ、割と知っている人は多いとは思うけど、間近でこれに成功している人を知らない。
私が気づいてないだけだと思うけど。
私が尊敬している人たちはきっとやっているんだろうなと思う。
- 自分の強みに専念する機会のない人が払う代償は実に大きい。機会のある人はない人よりも6倍も意欲的かつ生産的に仕事に打ち込む傾向がある。
- 総じて生活の質がとても高いと述べる傾向が3倍以上にのぼることが研究でわかっている。
私がいる位置は、そもそも自分の強みが何かがよくわかっていないので、まずはそこからって気がします。
- 大どんでん返しのヒーロー話は感動的だけど重要な問題を隠してしまっている。
- 能力不足を乗り越えた人たちを祝福する風潮を生み出してしまい、その結果何百万人と言う人々が大きな課題を克服することに照準を合わせて「いばらの道」を選んでいる。
うーん、これは日本に限った話ではなくアメリカがそうって書いてあるので・・・。
ミラクルってそうそう起きないですよね。
でも「大きな課題を克服しろ」って言うのは普通に言われているけどなぁ・・・。
- 職場で自分の強みを発揮できないとなると、こんな状況に陥る可能性がある。
- 仕事へ行くのが不安だ
- 同僚とは積極的というより消極的にかかわる
- 顧客をないがしろにする
- 勤務先がいかに悲惨かを友人に語る
- 日々の達成率は低調だ
- 前向きに考えられず、創造的でなくなる
- 「強みのゾーン」にいないと、仕事だけでなく人間関係や健康にも深刻な影響が及ぶ。
あれ・・・?思い当たることが多々あり・・・。
健康はちょっと影響出てる気がする。
- 実際のところ、ストレングス・ファインダーが測定するのは「才能」であって「強み」ではない。
- 知識や受けた教育、学位や職歴、スキルについて質問しない。
- 知識やスキル、恒常的な訓練が最も役立つのは、私が才能を伸ばす為に使われた時である。
質問を読んでいて思ったのは何を重要だと思うか、何を幸せだと感じるか、とかが多かったかなと。
- 最も成功している人は、その人が持つ高い才能を起点にしてスキルや知識を身につけ、練習を積んでいる。
- こうすれば、才能は何倍にも増幅して開花する。
ううむ、やはりそうか・・・。起点になるものが何やねんって話・・・。
- 自分があまり持っていない才能がどのような分野のものかを知っておくことは役立つ。
- できるかぎり早く自分の才能を見つけて伸ばし、さらに周りの人たちが才能を伸ばすのを助けることがとても重要。
つまり、自分の強みを見つけた人は他の人たちの強みも見つけてあげやすいってことかな。
で、アセスメントの5つがどんな内容なのかっていうのをちょこっと書いておくと・・・
慎重さ
- 用心深く、決して油断しない。
- 自分のことをあまり話さない。
- 友人を慎重に選び、会話が個人的な話題になると、自分のことについては話をせず、自分自身で考えることを好む。
- 人になかなか打ち解けないという理由で嫌われたとしても気にしない。私にとって人生は人気コンテストではないから。
- 人が決断するのを助けてあげよう。慎重さの気質が役立つ。
- 自分自身のことについてすぐに語らなければならないと感じる必要はない。友情をゆっくり育むタイプだから。
- プライベートには慎重なので、周りの人は尊重してあげて欲しい。
回復志向
- 問題を解決するのが大好き。底に潜む要因を明らかにし根絶し、本来あるべき状態へ回復させることを素晴らしいと感じる。
- 休息をとった方が良い。自分に厳しすぎることがある。
- 自分を見つける場合は知識やスキル不足といった改善できる課題に、もしくは自分以外の具体的な課題に目を向けるようにする。
- すでに発生した問題の解決だけでなく、問題の予測や予防にもこの資質を使うと良い。他の人たちに共有することで信頼が生まれる。
- 周りの人は、この資質の人が厄介な問題に直面していたら支援を申し出た方が良い。問題が解決されないと打ちのめされる為。
調和性
- 衝突や摩擦から得るものはないという考えを持っている為、争いを最小限にしようとする。
- 人々が自分の意見を他人に押し付ける為に無駄にしている時間の多さは、私には信じがたい。
- 事実、調和は私の行動を左右する価値観のひとつである。
- 違う視点を持つ人たちとの交流の輪を広げてみよう。
- 人と対立する職務は避けた方が良い。消耗する。
- 対立せずに軋轢を解決する技術を磨こう。身につけておかないと「受動的攻撃性行動」(怒りを表現せず、逃げたり無言の拒否をすることで抵抗する行動)に出てしまう可能性がある。
- 調和を生み出そうとする私の努力を利用する人がいるかもしれない。自己弁護や脱線で延々と話す人には、遠慮せず割って入り現実的な話に戻そう。
- できる限り私を軋轢や確執から遠ざけて。本来の力が発揮できないから。
- 論争自体が楽しいものではないので、どんな行動が取れるかといった現実的な問題について議論するようにして欲しい。
収集心
- 知りたがりや。
- 情報(言葉や事実)、書籍、文章などを収集する。
- 興味を惹かれる物を集める。いつ活躍するかはわからないけれど。
- いつかは役立つものが出てくる・・・かも。
- 情報を集めて吸収したら、共有するようにする。(ブログがこれに当たりますねw)
- 私を刺激する本や記事を読む時間をスケジュールに入れてみよう。
適応性
- 今この瞬間が最も重要。
- それぞれの時点で進む方向をひとつずつ選択することによって将来を見出す。
- 生まれ持った柔軟性を都合よく人に使われないように。他の人たちの要求や願望、気まぐれに振り回されてはいけない。
- 即実行が求められる短期の任務で私は最も生産的になる。長期戦よりもたくさんの短期決戦が続く生活を好む。
あとがきにも大事なことが書いてあった。
- あなたって●●だからこういう人だよね、ってレッテル貼りはしちゃダメ。
- 自分勝手なプロファイリングは相手から反発される。
- ひとつの資質で相手を決めつけない。
- 採用や昇進の為の材料にしない。(レッテル貼りと似ている)
- うつ病など精神的な不調を抱えている場合は、完治した後にアセスメントを受けた方が良い。
どれ、とは言いませんが「ああ、そういうことだったのか・・・」と腑に落ちることも多く、読んでみて良かったです。
自分が当てはまっていない項目も読んでみると、「あの人のあの行動、謎だったけど実はこういうことだったのかな・・・」っていうのもあったりします。
時間が経ったらまたやってみたいな。