仕事ごっこ を読んだよ
先日参加したDevLOVE Xでもお話聞かせていただいた沢渡あまねさんの本。
挿絵は可愛いし、内容がすごいwww
というわけでざざっと感想メモっておこうっと。
仕事ごっことは
最初は理由があって作られた仕事や慣習が、見直されずに時を経てしまいみんなの生産性やモチベーションの壁となること。
いわゆる形骸化。
つまり時間が経って形骸化したりめんどくせーな、と思うことが出てきたらアップデートしましょうね、ってことですかね。
内容書いちゃうとネタバレになってこれから読む方に迷惑をかけてしまいますので、
好きなお話をタイトルだけ書かせていただくと・・・
ですね。第5話と第11話はDevLOVE Xで沢渡さんに朗読いただいたものです。
涙流して笑って聞いてましたw
私がツボったポイントを上げておくと・・・
- ハンコの押し方にケチをつける上司(上司に向かって左に傾けろとかですね)
- 辞表を何度も手書きで手直しされた話(どう考えても嫌がらせ)
- 個人の気合いと根性でナントカさせること=マネジメントではない。
- オジサマたちが理由をつけて飲みたいだけのオープンイノベーション
- 両耳から白い紐をたらし、食べかけのリンゴの模様が入った板に向かってひたすら・・・(情景が目に浮かぶw)
- シャチハタNG(これ、私はいまだに理由が理解できない)
- 社員のモチベーションを上げようとすると、かえって逆効果なことも
- 飲みにケーションの強要
- 仕事が終わったら、会社以外の人たちと交流したいのに・・・
- 資格取得や技術力を向上させるための勉強をしたいのに・・・
- 家族をケアしたい、家族と過ごしたいのに・・・
- かといって、断ると仲間はずれされる。
- 飲みにケーションの強要
- 隣でピーチクパーチク、お仕事が捗らないんですけど!
- テレビ会議でヘッドフォンをつけて会議したりしてると、うるさいと聞こえないんですよね。
- 目の前に話す対象がいるのに声がでかくなるのはなぜなんだろう・・・?
- 苦労して出世し、今のポジションを手に入れた。君達も偉くなりたければ理不尽に耐えろ!
- 新しいやり方に対応できなくなると、やがて雇用延長も他の組織の採用もされない残念な人になってしまう。
- 雑談は無駄ではない。コラボレーションのための大事な「余白」。
- 周りの邪魔にならない程度のボリューム(音量と質量)でどうぞ・・・。
雑談のことで思い出したけれど、そういや沢渡さんが書かれた本でありましたね。
これも良書です。私のお気に入り。
自分の会社と比べてみて、ここは違うな、ここは同じだな、と考えてみる良い機会になりますね。