runaround’s diary

なんとなく、つれづれ

メンタルヘルス・マネジメント

今、ゆっくりとですがこの本を読んでいます。

メンタルヘルスとは何か、メンタルヘルスをマネジメントするにはどうすればいいか、は前々から興味がありました。
自身もストレスから心療内科に通い薬を処方してもらったこともあります。
カウンセリングらしいものは受けたことがないのですが。

欧米ではカウンセリングを受けたりするのは普通で、ちょっとうらやましくもあります。




アルバイトとして、派遣として、請負として、社員として、いろいろな立場で、いろんな会社で働いてきて、様々なことを目にしたり耳にしてきました。



体調不良により長期休職となった方。

体調不良により欠勤が続き、そのまま契約終了となった方。

急に出勤しなくなり、音沙汰がなくなった方。




予兆もなくいきなり出勤しなくなった、はどうしたらよいのでしょうね。
突然出勤できなくなったご本人は一番つらいのですが、周りもかなりびっくりしますね。
なぜだろう、なぜ気づけなかったんだろう、と。
周りの人にも何らかのケア、今後の対応策についての説明は適切なタイミングで必要なんだと思います。
これを怠ると、また急に出勤しなくなる方が出たり、退職者が続くことになります。


また、体調悪そうだな・・・と見える方への対応も気をつける必要があります。
周りが気づきながら無関心を装っていたり。
孤立させるような立場に追い込んだり。
周りが話は聞くよ、という声かけはしていたものの、実際は話を聞かない態度を取り続けたり。
実際、退職に追い込むプログラムを実施していた、というのも目にしたことがあります。



人間も会社もパーフェクトではないので間違いや誤解も生じるのはもちろんそうなのですが、メンタルヘルスが悪化した場合、人は退職はもちろんのこと、死を選ぶこともありえます。


会社の大小に関わらず、一緒に働く仲間のメンタルヘルスについて関心を持ち、悲しい退職を防いでいきたいと思って勉強を続けています。