デブサミ関西 2018 に行ってきたよ
今日はデブサミ関西2018に行ってきました。
実は今月末までは転職して試用期間(3ヶ月)なので有給休暇がないっ。
ってことでボスに相談したら仕事で逝ってよし!とお許しが出たのです。
今日吸収したことは社内にシェアする予定です。
やっぱ1日中だとバッテリー事情が厳しいなぁー・・・
充電用バッテリーは空っぽになるし、ポケットWi-FiやiPad Proは1ケタになるし、iPhoneも半分以下まで減るわ減るわ。
去年はあった基調講演がなくて、各セッションの入場チェックが厳しくなり、立ち見が増えてました。休憩時間中にトイレに立って部屋に戻ったら呼び止められてバーコードチェックされたのですが、アナウンスでは説明されていなかったと思うんですよね。できればアナウンスした方がいいですね。
ではでは殴り書きメモ、スタート。
B-1 45分で支度しな、あなただけのカイゼン・ジャーニーはここから始まる。
以前、DevLove関西さんで行われた勉強会でもお話を聞かせていただいたのですが、今回も参加。また違う観点からのお話でとても楽しく聞かせていただきました。
しかもKindle版めっちゃ安い・・・ってことで電子版も購入。
カイゼンジャーニー、紙本持ってて市谷さんと新井さんのサインも頂いたのあるけど、Kindleでも読みたいので買っちゃった。 #devsumiB
— らん🐽 (@run51502) 2018年9月28日
新井さんはサッカーのコーチのお話をされていて、SL理論というキーワードが出てきたのでググってみた。
あと、何度か転職をされていて各職場で勝手に?メンターとなる人を見つけていたんだとか。スキルが高いとかだけではなくて、懐の深い人で何でも相談にのってくれるなど。
「好意の返報性」っていうのも話されてて。
好き好きビーム打ってたら向こうも悪い気しないんですかねw
もうちょっと真面目に?書くと「リスペクト」かな。
スキルについてはこんなようなことを言われてました。
もちろん飛び抜けたスキルを持ってたらいいのだろうけど、そこそこのレベルのスキルの集まりで生き残れるように、と。
勇気の出る言葉です。もちろんそこそこレベルのスキル持つ努力が必要なんですけど。
市谷さんのお話。
大きな組織で働いているとお互いが何をやっていて、何に困っているかがわからない(というか気にしてない?)。
私も大きめの開発現場に行くと必ず感じます、これ。
今は大きな組織ですがお互いが何をやっていて何に困っているかは必ず共有できる環境にいますが。(おろそかになったら必ず軌道修正をかけようと努力はしている)
何か不満があってもそれは全て環境のせいにしていて、自分は何もやってなかった、っていうのはほんと耳がイタイです・・・はい・・・。
何とかしようと駆けずり回ってボロボロになってから、それからって感じ。
どうやらカイゼン・ジャーニーの2がウェブで公開予定とのこと。
楽しみです。
C-2 改善を重ねるリモートスクラム開発 〜kintone開発の現場から〜
今年から軽食が出ることに!サンドイッチとお茶いただきながらのセッション。
去年もサイボウズさんのリモートスクラム開発のお話を聞いていまして、続編だー!ってことで聞かせていただきました。
去年から変わったことなどをビフォーアフターでわかりやすく説明されてました。
メンバーが増えたり、スプリントは2wから1wに。
チームは3チーム。すごいのが拠点混成。だからリモートなんですね。
チームミーティングは人数が多いと喋りにくいらしくて、5人ぐらいがいいんだとか。
まぁ、確かにわかる気がする・・・。誰か勝手に喋り始めたり、またはずっと黙っている人が増えたりしますもんね。
プランニングの時間で大体の設計をしてからスプリントに入ってたり、開発はモブプロなんだそうです。モブプロで全員の合意取れてるからコードレビューは省略。
モブプロは最初抵抗があったとのことですが、タスクの担当者スイッチングの辛さを考えるとみんなで1つのタスクを終わらせた方が幸せだし結局早いんじゃないでしょうか。
バックログリファインメントは毎日30分やってるのかな?
振り返りはKPTを事前に出しておくらしいです。うちはその場でちょっと時間とって書いているかなー。
リモートの壁についても話されていて、「心理的な壁」「物理的な壁」など・・・。
この問題については今も色々試行錯誤されているのかなぁと感じました。TV会議越しなので気を使う必要はありそうですね。同意するアクションをわかりやすくしてみたり。
最後にちょっと笑ったのは「リモート飲み会」。
ミーティングだとみんな画面見るのに飲み始めるとその拠点で盛り上がっちゃうので、人数が少ない拠点はしんみり?飲んでる感じでなんだか・・・w
B-3 ユーザー体験にフォーカスした管理画面の実装
管理画面の再設計をなぜしたのか?
ミスオペを減少させたかったとのこと。
(数十万のユーザにメッセージを配信するツールだからですね・・・)
ユーザビリティ計測とかってそもそも数値で明確に出せるのかな?と思ってたんですが。
もちろんUX変更によってアクセス数が増えたりするところは数字でわかるのは理解できているんですけど。
使いやすさとか数値にできるんかしら???と。
これがどうやらできるみたいで・・・むずかしー数式で数値化されているのを見せていただきました。(すんません、内容はよくわからなかったけど)
一番面白いと感じたのはユーザの迷い度。
アイトラッキングでユーザーがどこを見ているかをチェック。
あとは、インプット項目で最近見かけるラベルなし、プレースホルダに書いてあるやつはダメだねーとか。ほんとそう。入力したら消えるからどこだったかわからなくなる。
ユーザーの短期記憶に負荷かけない方が良い、っていうのはすごくわかります。
スピーカーさんから今回の内容についてのページをシェアいただいたので貼っておこうっと。
B-4 意外と知らない?!GitHubの新機能を紹介します
真面目に使ってないユーザーなので・・・すみません・・・そんなにイッパイ機能あるんだ?!っていうのが正直な感想です。
カンバンボードとかも出来るんだ・・・。
今職場はアトラシアン系ツールを使っているのですが、エンタープライズ使えたら色々勉強したいなぁーと思っていたり。
可愛いステッカーいただけて超嬉しい(こら
C-5 クラウドネイティブなアーキテクチャを設計する次世代の現場力
クラウドネイティブのイメージとは、クラウドを意識せずに活用出来ること。
コード開発に集中して運用は楽できるように。
クラウドを単に使うのではなくて設計や運用にクラウド特性を反映する。
VMとコンテナの違いとは何か?
マネージド・サービスで運用を自動化。プロセスを観察し、状態を判断する。
・・・今日の私にはここぐらいまでしか理解できなかったです・・・。
C-6 Javaを活用したマイクロサービスのためのKubernetes活用
てらだよしおさん、今日もアツくお話されてました(いつもよりヒートアップしてた気がするのは私だけでしょうか・・・?)。
k8sとかマイクロサービスについて、最近話題だからーとかこれ使えばバッチリみたいな軽さでやるもんじゃない、という強いメッセージをバシバシ受けました。
ちゃんと勉強と準備をしてそれなりの覚悟がいるんだよ、ハマるんだよ、と。
あと若いエンジニアは新しいプログラム言語に手を出すより英語頑張れって。
その通りです・・・。英語は必要になります。っていうか今でも必要だと思うんだけど。
Java11出たからぜひ使ってみてね、ともおっしゃってましたね。
半年スパンのリリースは今のITのスピードに合っている、と。
C-7 2018年、テスト自動化の「これまで」と「これから」
スピーカーお二人による漫才・・・違ったリズムのある掛け合い。
笑いが絶えないセッションでしたがテストへの愛はしっかりと感じられました。
不具合発生率だけで評価するのはどうか、と。改修やバグfixをした後にテストを流して不具合が見つからなかった(つまり既存に影響を与えなかった)ことも評価できるよね?と。
テストの質と量について。
対象のスコープは限定した方が良い。つまり何でもかんでもテスト作りゃえーってもんでもない。メンテできずに放置されるだけだから。
つまり、
YAGNI(ヤグニ): You Ain't Gonna Need It.
「そんなもの、いらねーよ、ばーか」って訳されてましたねw
今回も多方面のお話が聞けて大変勉強になりました。気になることは枝を伸ばして行こうと。
あと他のセッションも聞きたかったのは心残り(いつものことだけど)。
大阪でもこの規模のイベントやってほしいなぁ・・・。