runaround’s diary

なんとなく、つれづれ

人が自ら考え、判断し、行動するように成長をうながすフィードバック ワークショップに参加してきたよ

先日こちらに参加してきました。

devlove-kansai.doorkeeper.jp

 

いつもコミュニケーションは悩みのタネ。

壁にぶち当たってもがく→試行錯誤→ちょこっと前に進む

この連続です。

 

この年になると、大してスキルないのに人に意見するシチュエーションになることが多くて。

でもって、トラブルも抱えることあるし。

少しでも何かいい方法学べればいいかなーと思って参加しました。

 

まずは近い席の方々4人1組でチェックイン(自己開示)。

職場のチームでは振り返りの最初にやってますね。

話すのは「名前」「仕事」「今の気持ち」「体調」「参加の目的」。

特に体調って開示したらいいよ、とのこと。

普段はニコニコしている人でも体調崩していると不機嫌に見えたりしますもんね。

何か怒ってるのかなー?とか他の人から思われたりします。

本音を安心して言える環境作りも大切。相手を信頼してないとタテマエだけの自己開示になってしまいそうです。

 

フィードバックについての説明にうつりまして。

資料にある例を読むとなるほど、と理解はできるのですが・・・。

実際やってみるとなかなか難しい。

 

まず、フィードバックする為に観察するポイント。

  • 話の進め方
  • 視線、伴う動作(ジェスチャー)、話す姿勢、聞く姿勢
  • 声のトーンや速さ
  • 相槌、応答
  • 気持ちや感情

説明を聞いてたどり着いた私なりの考えとしては、以下のポイントが重要かなと。

  • フィードバックはこまめに
  • 相手の成長を願って
  • 相手が気づいていない可能性のあるクセなどに気づいてあげる
  • 「あなたは〜しませんでしたね」ではなく「私はあなたに〜して欲しいと思いました」(他人はそう思ってないかも)
  • 相手の受け取りを要求しすぎない

どうしても「評価」になりがちなんですよね・・・

評価になっちゃうと相手は威圧感を感じて「じゃ、直します」とか「次は気をつけます」とかしか言えなくなっちゃう。

(じゃ、どうやって気をつけるの?と質問しちゃってさらに相手を追い詰めることに・・・w)

あくまで「事実」と「その時の自分の思ったこと」を組み合わせて伝えると良いのかな・・と思ったり。

 

ワークショップでは「後輩に対するフィードバック」について話すことに。

2人があるテーマで話して、他の2人が観察。

話した2人はお互いにフィードバック、観察の2人は話した2人へフィードバック。

私は良かれと思って渡したフィードバックを、攻撃と受け取って聞き入れてくれない人はどうすればいいんだろう?的な話をしました。(このテーマ、DevLove関西さんのイベントに参加するきっかけになったものです。参加当時からこのことで悩んでるんですねw)

こういう反応をする人は今までに酷い指摘や攻撃を受けてきて、本能的に自己防衛が働いているんじゃないかと。

一旦張り巡らされた防壁ってなかなか解けないんですよね。困ったことに。

で、しつこく「ねーねー」って話しかけると悪循環らしい(爆

他の方の話題では、すごく引っ込み思案な新人さんが「大丈夫です」とフィードバックを断ってきて困った話など。

 

観察しあってフィードバックを渡し、さらに色んな気づきが。

すごく話し上手に見えるのに「話すの苦手なんです」って自己申告があったり。

まさにジョハリの窓ですね。自分が知ってる自分と人が見ている自分の違い。

私は人のジェスチャーや体の動きを観察できていると思ってたけど、そうでもなかったw

みんなすごく観察していて感心することばかりでした。

 

今回知ったことを踏まえて、ちょっとずつ試して行きたいなぁ。

 

<おまけ>

英会話レッスンで先生とこのフィードバックのワークショップの話をしていたら、

「フィードバックサンドイッチ」って言葉を教えてくれました。

https://www.instagram.com/p/BfSkTGODpFe/

NOVAの先生が教えてくれた、フィードバックサンドイッチ。ネガティヴなフィードバックはポジティヴなフィードバックに挟んで伝えると良いらしい。

 

前職(イギリス)で習ったらしいです。